風画杜

ブログ blog

[news]

2015.01.24

北陸のお庭


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北陸のお庭は、11月以降になると、積雪など

から植木の枝折れをふせぐために、雪吊り

作業がはじまります。


関西ではまず見ることのない姿です。

さらに雪深いところでは、板で四方を囲い込み、

縄でぐるぐると固定するところもあります。


兼六園の松の雪吊り作業は、冬の訪れの風物詩

としてニュースでよくとりあげられることから、

広く知られていますね。


福井県敦賀市 国指定名勝柴田氏庭園
江戸時代の豪農屋敷、建物は書院造と築山池泉のお庭

[news]

2015.01.20

山梨と静岡


現場の写真がたまってきました。

去年の今頃はどのような写真を撮っていたの

だろうと、整理とともに懐かしく見ています。


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[news]

2015.01.20

小さなお庭と猫の図書館



大阪の淀屋橋駅近くに所在します

「小さなお庭と猫の図書館」

が、昨年10月に関係者を集めてのお披露目会を

経て、いよいよ開業されました☆☆☆

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図書館では、オーナーの選りすぐりの家具で、

ゆっくりと過ごされる方や、少しの時間を有意義に

満喫される方など、着実に、この空間では新しい

出会いが始まっています。


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室内には、本格的な茶室が設えてあります。

定期的にお茶教室が開催されています。

この機会にいかがでしょうか☆

お庭では、夏にはブルーベリーも実りますので、

「食べたい」と言っていただきましたら、見つけた方

から、ブルーベリー摘みもできますよ。

この図書館、おすすめすぎます☆☆☆

[diary]

2015.01.11

仕事はじめ


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仕事はじめは奈良の現場からとしました。

三が日は、風と冷え込みが一段と厳しかったことから、

1月はじまりに外の作業ができるかどうか内心心配していました。

当日は、外気温は冷たいですが、穏やかな日和となりました。

古都奈良県の奈良市、鷺池(さぎいけ)には泥が流れ溜まった

ことから、一部は干潟となり、鳥と鹿の休憩所になっています。


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12月中旬から遠目にですが、水面に浮遊性の植物が見えだし

ました。

随分昔に、職場でオオアカウキクサという水生のシダを育てて

いたことがあるのですが、同じものではないな、少し違うなと

気になります。

ちなみに、バケツで育てていたのですが、元気な時はバケツを
はみ出すほど這い出て「気持ち悪い」と不評でした~


持ち帰り同定したわけではないですが、おそらく、外来種のアゾラ
かなと。アイガモにくっついてきたのでしょうか。


秋の風景と異なり、園池の観光ボートが引き上げられています。

今の鷺池は、水面が広く、反射する木々と冬の空の色で迎えて

くれます。

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[news]

2015.01.06

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

初詣で近所をふらり歩いていると
各家に門松をはじめ、正月飾りが目に入り、清々しいきもちになります。
年末の花屋には多くの松が並んでいました。
種類としては主にクロマツ、他にゴヨウマツ、三葉のダイオウショウもありました。

松は
神が宿る木、神の依代
各地で新年の歳神様を迎える指標となる木
とされ、全国的に正月飾りとして使われます。

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正月飾りを見ていると、
日本人は今より木を見分けていて、生活や神事の場で、種を使い分けていたことが
よく分かります。ハレの木という感覚。

ハレの木つながりで、諏訪の話を。
先月長野県諏訪に行く機会があり、藤森建築で有名な神長官守矢史料館に行くことができました。

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一時吹雪にもなりましたが、畑の中に突如現れる茶室には、こころ躍りました。

学芸員の方によると、守矢氏が代々引き継いだ神長官は、諏訪上社No.2の役職で巫女のような役割を担っていました。
現在78代目だということです。
出雲の神、建御名方神(たけみなかたのかみ)を祭神とする諏訪大社の絵図に、上社背後の山の守屋山が描かれているため不思議に思い
少し調べてみると、守屋山も信仰の対象となっていたようです。

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御頭祭の復元 @神長官守矢史料館

御頭祭をはじめとする神事にその原始信仰がかいまみえました。

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  上社前宮

諏訪大社の上社前宮を訪れると、すこし山を登ったところに、「峯の湛」と呼ばれる神の依代の木、(ここではイヌザクラ)がありました。
※峯の湛・・・前宮と関連を持つ重要な遺跡で、古来より諏訪七木の一つで湛の神事をしたところ。
春に再び訪れたいです。

全国各地の庭園を修理、作庭することは、それぞれの地域に残る、木の文化、飾りの文化をはじめとする日本文化、信仰を残していくことにもつながります。

今年も風画杜は各地ではりきっていきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。

[news]

2014.12.31

年末のご挨拶



今年は風画杜を設立して1年目の年でした。

少し振り返らせていただきますと、

街中(まちなか)に土のあるお庭を造らせていただいたり、

暑い日も寒い日も樹木調査の日々や、日本各地のお庭の

修理事業に携わらせていただきました。


最近も作庭させていただいたお庭の一室で、

竹細工講座を開講させていただいたり、


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これからも機会がありましたら、お庭を造り、また、修理する

だけではなく、庭で取れるなにかしらのものを使い、

皆様と共に創作活動をさせていただきたいと思います。


根本には、手のかかる庭を造り、所有者さんを困らせたり

楽しませたり、そこに関わる人の

記憶に残るお庭。ともに時を刻む緑の空間をつくりつづけた

いと考えています。

修理も同じです。次の世代にその場所の良さ、生きた歴史

を残せるように頑張りたいと思います。


災害や事故など深い悲しみに襲われることが多くありますが

前を向けるように精進したいと思います。


関係してくださった皆様、心より御礼申し上げます。


どうぞ、よいお年をお過ごしください。


[news]

2014.12.05

風探歩 青森県平川市編

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お庭の整備工事は、長雨に見舞われたときは現場が

止まります。

しかし、この機会を逃してはならなく、ほかのお庭をみ

させていただく絶好の機会になります!

限られた時間のなかでまわるお庭は貴重です。

今回は、黒石市の近くの町、平川市大光寺一滝本123番地の

清藤家庭園(せいとうけていえん)に伺いました。



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県指定の資料によると、築庭年代は明治30年頃~大正8年と
伝えられ、築庭者は、大石武学(おおいしぶがく)流宗家4代
小幡亭樹(おばたていじゅ)。
なお、伝承では、本庭の完成が大正8年であることから、年代
でみると、5代池田亭月(ていげつ)も関与した可能性も考えら
れるといわれています。
当時、初代大光寺(だいこうじ)村長を務めた長内健美(たけみ)氏が、
明治30年頃から小幡に築庭を依頼したことから造営がはじまった
そうです。
築庭は健美氏の子の健榮(けんえい)氏に引き継がれ、大正8年に
完成したといわれています。
昭和47年、長内家から清藤六郎氏が譲り受け、本庭は清藤家所有と
なっています。

池前に打たれた大きな礼拝石や、大石武学流でみられる野燈籠、滝組

は見所として紹介されますが、こちらのお庭のドラマチックなところは

実は裏にあるのでは、と感じました。


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このことは、訪れたことのある人達で談議したいものです。

津軽の親方がよく言われるひとこと☆
たいしたもんだ。

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2014.11.10

植木探し3

ゴヨウマツの植え付けです。

千葉生まれの埼玉安行育ちのマツです。

安行は植木屋の町です。

関わっている青森のお庭も
安行よりほとんどの木を運搬したとの記録が残っていました。
少なくとも明治30年代には植木屋が存在していたようです。

街道挟んで両側植木屋です。感動します。

受け取りに。

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植木屋さんはこの運搬を嫁に出すようだと言っていました。

そして植え付けです。

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米俵より重い。

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土を入れて

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育てられた年月と手がひしひしと伝わります。

このあとの手入れで庭の運命が決まります。

完成って言葉はなかなかつかえないです。

   

[news]

2014.11.10

植木探し2

植木探しの続きです。

松の木以外にも

生垣や洗濯物を隠すための植木も植えてきました。

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after

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生垣はマメツゲの他に、

ワビスケ、ムラサキシキブ、ロウバイ、ムクゲなど茶道の時にいける茶花が植わります。

まだ苗の状態ですが、それぞれがそれぞれの伸びたい方向に伸びていき、ここでしかない形が生まれます。

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一年を通してにつぎつぎ表情が変わります。

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カクレミノと布おむつ。

ここは立川崖線と国分寺崖線の間の敷地です。国立は昔は水がおいしかったと言われる土地。井戸水が豊富だったようです。
現在も古くからある家の庭には井戸が所々残ります。
立川崖線から湧出した水は、その下の台地に位置する谷保天満宮をはじめその周囲に広がっていた田畑の貴重な給水源となっていました。
上の台地の役割というものがあるのです。
昭和期に宅地開発される前は、下の台地を支える雑木林でアカマツを中心とした美しい景観でした。
いまだに住宅街の庭先や、大学構内で見ることができます。

カクレミノの他に、カシ、コナラといった樹木を植えてきました。

もちろんアカマツも。

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小さいアカマツはいただきもの。

耳のついた彼のお手植えです。つづく。

[news]

2014.11.10

植木探し

赤ちゃんが生まれたばかりのご夫婦から

子どもと一緒に生長していく木をいっぽん植えたいと

お話しがありました。

それが今年の4月ころの話です。

それから植木をさがすこと、約半年。

近場の植木屋からはじまり、埼玉、神奈川と。

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時には母子とともに、休みの日にはお父さんも赤ちゃんを抱いて見に来てくれました。

木の種類はゴヨウマツに決まりました。

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同種の木でも葉の色がさまざまなのはもちろん

枝ぶりは一本一本まったく違います。

そして念願の。

植えた様子はのちほど。