風画杜

ブログ blog

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2015.08.02

ゲンジトヒメ

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鳥取県倉吉市で宿をとりました。

丁度、蛍が飛ぶ時期だと思い!

22時までには宿に入らなければならなかった

のですが、1時間ほどかけて関金町というとこ

ろまで移動し、蛍を探しました。

ベスト観察地が川沿いの神社とのことで、

地元情報を得ていました。

しかし、暗い!怖い。

時間的に、ゲンジボタルしか狙えませんで、

わずか数匹でしたが、しっかりと見つけること

ができました。

昔、仕事ですが、広島でヒメボタルの生息地の

調査で、乱舞の様子に感動しました。

今回、数匹のゲンジでは物足りない・・感はあり

ましたが、

帰り際の、川沿いの民家の部屋の明かりが

蛍の光のように尊く感じました。

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2015.08.02

オオバグミ(マルバグミ)とアキグミ

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海は荒れていましたが、久しぶりに海岸性の植物を

沢山観察しました。

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2015.07.27

船の旅

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実測調査用の機械を車に積んで、船で移動をすること

になりました。

10年以上前は、よくフェリーで大分県の方に行っていた

のですが、

久しぶりに車を乗せての船の旅!色々と新鮮な気持ち

になりました。

手続きどうするんだったかな?!忘れるものですね。

港に向かう途中、乗船予定の船が並走していました。


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大型船から小型船に乗り継ぐことになりました。

カパッと口をあけて車を次々と乗せてくれますが、

一番後ろに並んでいたため、何台乗せることができるの

だろうか?と取り残されるのではないか、明日の便?と

心配になりましたが、無事乗船☆

調査も無事終わり、船の旅で戻ってきました。


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2015.07.27

年間管理~夏~

 
個人宅のお庭の年間管理のお声がかかりました☆


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様々な種類の植栽が植わり、お住まいの方の愛情が

感じられます。

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まずは、すべて刈込で維持されていたものを透かしに

切り替えることにしました。

スギの枝を割り、ツバキの枝を割り~ほにゃららを割り~



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玄関をリホームされたばかりとのことで、新たに設置され

た花壇に、キンシバイを植えさせていただきました☆

いい案配に配置して植え付けます。


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ケヤキは大物でした!

風が通るようになり、これからの暑い季節に、陰にもなり、

風も通る、そんな存在になりました。


花壇には、施肥も~

樋口用樹園樋口氏、いつも一緒に作業してくれて有難う!

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2015.07.27

司書猫シュレ巡回中☆

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7月に「苔玉教室の開催を~」とのご依頼がありました。

こちらが教えることができる苔玉のイメージをお伝え

するために、ご依頼主にサンプルを持参しました。


司書猫シュレさんに、興味を持ってもらうことができ

ました☆


大阪淀屋橋に所在する「小さなお庭と猫の図書館」

で開催します~

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2015.07.21

高野山 ヒメシャガとアキタブキ


しばらくブログを書くことが出来ず、あれやこれやと

作業に追われているうちに、時間があっという間に

過ぎていました。

1日が1分程度の感覚でしょうか。


少し振り返って、一気に!


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年間、数回、高野山に参拝していますが、今年は開創1200年を

迎えられた年であることから、例年以上に多くの方が参られて

いることがわかります。


皇族が御出でになられた次の日に、奥之院まで行ってきました。

スギの巨木の参道の厳かな雰囲気を味わうとともに、楽しみに

しているのは、一院ごと覗き込み、季節の草花を愛でます。


あそこのアキタブキは大きくなったかな?といった具合です。

この時期(6月)は、ヒメシャガが可憐に咲いていました。

ヒメシャガの絨毯は、なかなか見ることができないと思います。

名称は、シャガに似ていて小さいからヒメシャガと言われて

いますが、実際には、アヤメ科の多年草です。


また、建物や庭以外に、塀や結界を見て、造れそうなものを考え

るのも楽しいです。

次に造るなら、写真のような繊細な竹の結界柵もよいなと思っ

ています。


次は、秋と冬の間に。

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2015.07.21

夏の声


夏の深まりを感じる頃、大阪と奈良の県境にそびえ立つ

金剛山と葛城山の裾野から、誰かを探しているかのよう

な、声が聞こえてきます。


ヒュー


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ヒュー




薄暗くなりはじめる時間帯から夜中にかけて、聞こえて

くるその声は、物悲しく耳から離れません・・・


鳥の名は、トラツグミ。

細い声で鳴くため、辞典では、「源頼政が退治したという、

伝説上の妖力をもった怪獣。頭は猿、胴は狸、尾は蛇、

手足は虎、声はトラツグミに似るという鵺(ぬえ)どり

とも呼ばれている」と書かれています。

ぬえ(トラツグミ)は、正体不明なものを指したりもす

るそうです。


鳥の鳴き声辞典では、ピーピーと表現されています。


実物はとてもかわいらしい容姿です。

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2015.04.18

初夏を迎えて


今年は全国的に桜の開花と散りおさめが早いような気がします。


しかし、日本は列島が長いため、北へ向かうとまだ贅沢に桜の

満開の姿を見ることができそうです。


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今年は、特に北海道を中心に雪が多かったようで、ニュースを見ては、

数年前に行った場所は今はどうなっているだろうか、と想像します。

もう2年前になるのか、まだ一度も足を踏み入れたことがなかった北海道

をめぐってきました。

女満別空港に降り立ち、レンタカーで、網走、知床に行き、知床では

船に乗り、知床半島の周遊をしながら半島に生息する生き物を見まし

た。



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船の後は、また車で中標津まで走り、味噌ラーメンを食べて、摩周湖へ。

そして阿寒湖に行き、アイヌコタン近くで宿を取りました。

丁度、アイヌコタンは火祭り前夜で、沢山の人が訪れていました。

阿寒湖の周りは散策路があり、熊との遭遇も比較的少ないような様子で、

比較的ゆっくりと湖畔を歩け、水中には、まりももがごろごろと、波に

ゆれていました。

今も、お土産で持ち帰った養殖のまりもを育てています。


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北海道では、湿地観察も目標としていたことから、阿寒湖の後はまた知床に戻り、

湿地見学に行きました。

知床自然センターで申し込みをし、公園内の湿地帯をめぐりました。
いつ熊が出てもおかしくないため、恐怖心を抱えての足取りは重かったです。

はじめに、レクチャーを受け、熊の目撃範囲の説明を受けるのですが、鈴を買うか、

とても悩みました。

自然の怖さと美しさを満喫してから、釧路まで移動し、帯広を目指しました。

帯広では、電車に乗り換えて札幌に移動し、北海道大学に行きました。

恐竜の展示や化学、宇宙に関する研究の展示を見ました。

次の日は、1日をかけて植物園をまわり、1日1日があっという間でした。


なお、札幌では、六花亭に行きまして、久しぶりの都会でスイーツを食し

ました。夜は札幌市時計台と、夜のすすきのっという噂の街を散策し、

次の日は最終日の5日目、新千歳空港から出発し、帰路に着きました。

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なぜ阿寒湖、摩周湖の写真が一枚もないのだろうか、と考えていましたら、

あまりの寒さで写真を撮れなかったことを思い出しました~


それでも、どこもかしこも、あまりにも壮大な山々、海の荒々しさ、湖の深さ、

滝の厳しい様に

圧倒された記憶がやきつけられています。

知床は、夕日がとてもきれいな街でした。


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2015.04.18

明治期にはなひらいた洋風建築


青森の現場に前泊で行ってきました。

宿に着いたのは夜22時過ぎですが、せっかくの青森です!

宿の周辺を少し散策しました。


弘前市には明治~大正時代に多くの洋風建築が建てらており、

戦火を逃れたものが今なお残されています。


夜は漆黒の闇に建物が浮かび上がり、クラシックでモダンな様相が

5倍増しです。

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弘前城の追手門から少し歩いたところにある青森銀行記念館。

明治27年築造の洋風建築で、現在重要文化財に指定されています。

棟梁は堀江佐吉が、第五十九銀行本店本館として建てたもので、

現在は銀行関係の資料が展示されています。


移動は、往復飛行機ですが、行きはシロナガスクジラと同じくらい

の全長といわれているプロペラ機体で移動し、一方、帰りはジャンボ

機でした。

同じ場所に行っていても、乗り物によって感じるスピードや時間が違う

ものですね。

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2015.03.16

ひな飾り

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鹿児島市に所在する旧島津氏玉里邸庭園に行ってきました。

この時期、焼き物の人形が茶室で出迎えてくれています。

滝口から流れる水の音と、草木の揺れて重なる音、日ざしが

少しきつくなってきたことから、そろそろ夏の虫も鳴きそう

な様子です。


ひな飾りといえば、奈良県高取町の土佐街道沿いの雛祭りは

圧巻でした。

古い町並みを残しますが、雛祭りの期間中は、1軒、1軒、

各家が守るお雛様を展示されます。

そのお雛様を、1軒、1軒まわるのですが、ご主人とお話し

してそのうちの歴史を伺ったり、途中スイーツを食べたり、

また、見知らぬひととお話ししたり、途中物産展をみたりと、

とても賑わいます。


季節ごとに色々なところに、土地ごとの催しに触れ、巡るのは、

実はとても贅沢なことだと感じました。