風画杜

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2015.03.16

低気圧の影響


季節の変わり目は、気候も変わりやすく、

北は猛吹雪?関東も雪、関西はぼちぼちあったかい・・・

と、場所によってもですが、1日のなかでも色々

変わります。

天気予報では、低気圧がぶつかり合い、晴れたかと

思ったら曇ります、と。

伊丹空港の上空は、歩けそうなばかりに、厚い雲で覆われて

いました。

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かと思えば、とても爽やかな鹿児島上空でした。

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2015.03.16

終雪



しばらく別の現場が続いていたため、久しぶりの奈良です。

花粉症の季節になり春を感じられない今日この頃ですが、

終雪は厳しくもあり名残惜しさもありました。

冷たい空気は、気が張り、もうひとふんばりと思いさせ

られました。


本物の鹿は寒さ厳しく散歩とはいかないようで、隠れて

でてきませんが、そんなことは大丈夫です!奈良市内は

鹿の絵であふれています。

これが、大阪府太子町に行きますと、聖徳太子であふれて

います(叡福寺は聖徳太子の墓所といわれています)。

飛び出し注意の看板も、なぜか、聖徳太子が帽子をかぶって

子供に扮して注意を呼び掛けています。

よくみるとどこもかしこも楽しいものであふれていますね。

そんなものすごい年上のひとに言われたら注意しますね。
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電柱の鹿がポツリ「さむい」。。

終雪の春日山かな。

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2015.02.18

シロダモの花





先日、奈良の苗屋さんで、ポットに入った一年草を

沢山手に入れました。

玄関の園路脇に小花がほしいと思い、植えるため

に手に入れました。

土の中には、季節ごとに地上に現れる球根種が多く

眠っているため、ケンカしないように、一年草に

しました。


その際に、木本の切った枝も販売されていました

ので、室内に飾る用に手に入れることにしました。

切り枝といっても、並んでいるものはどれも1.5m

ほどあり、とても長いです。

一角に置かれていた商品で、名札には、クロモジと

ウンリュウヤナギと書かれてありました。

ウンリュウヤナギは枝だけですが、クロモジには、

枝をしならせるほどの沢山のつぼみがついていました。


冬芽をみたところ、クロモジにはみえませんでした・・・

葉がないため何なのかが気になり、購入することに

しました。

事務所は、よく居る部屋だけ気温が高いため、

切り花を飾っても開花が早いです。

別部屋の冷蔵庫のような寒さの部屋に飾っている

切り花は、この時期ですと、1ヶ月は元気です。

今は、トルコキキョウとカーネーションと

クロモジ?と、ウンリュウヤナギ?を飾っていま

す。

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花をみてピンときたのは、シロモジですね。


すぐにわからないとは、訓練が足りません。

山の中でみるシロダモはあまり花をつけたものを

みたことがありませんでしたので、得した気分です。

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ウンリュウヤナギも日毎に葉が展開してきまし

た。これから、時期をみて庭に地植えし、増やし

ていけるのでは!と想像してます。

ウンリュウヤナギを増やして御商売をしようかと。


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2015.02.09

ナンテン垣


奈良県の當麻町に恩師のご家族がお住まい

で、お世話になっています。

ご自宅の特注の大きな窓からは、一方は奈良盆地、

また一方は、當麻寺と東塔、西塔が一望できる

なんとも贅沢な立地です。

創建には諸説ありますが、西方極楽浄土の様子

を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、中将姫伝説で

知られています。


1年前になりますが、「ナンテンで自宅周りの

境界を仕切りたい」と意匠のイメージをお伝え

いただきましたので、教え子有志が集まり、

プレゼントすることにしました。

手ごろな高さのナンテンを用意しました。


まだ植えるのは先にしたいとのことでした

ので、敷地内の畑に、仮植えしておくことに

しました。

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今年、待望のナンテン垣を仕上げたと連絡

がありました☆

犬が外にでないように、四ツ目垣と一体に

した力作です。

これからどんどん株分けできることを

恩師とともに夢見ています!


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2015.02.09

運転



今年も年度末を迎え、お正月とは異なる、また違う

1年の振り返り方をしています。

毎年、飛行機と新幹線、電車、車、バスと、何の

移動が多かったのだろうかと、思い出します。

26年度は車移動、飛行機、電車、バス、新幹線

の順番でした。


夏場、現場からの帰り、眠気覚ましに話しかけた

相手は、

スイカだったなと。


危ないので、シートベルトをしてもらった

のです。


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2015.02.09

焼べる


剪定枝を、ある程度こまかくしたあとに、

灰になるまで火を焚き、火守りをしました。

よい薪で、沢山焼べました。


木が大きくなり、枝先を切り、薪として、

火というエネルギーにかわり、

灰となり消化され、また、田畑のこやし

となります。

小さなお子さんに是非体験してもらいたい、

神秘的な火の舞、貴重な時間です。


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2015.01.24

北陸のお庭


????????


北陸のお庭は、11月以降になると、積雪など

から植木の枝折れをふせぐために、雪吊り

作業がはじまります。


関西ではまず見ることのない姿です。

さらに雪深いところでは、板で四方を囲い込み、

縄でぐるぐると固定するところもあります。


兼六園の松の雪吊り作業は、冬の訪れの風物詩

としてニュースでよくとりあげられることから、

広く知られていますね。


福井県敦賀市 国指定名勝柴田氏庭園
江戸時代の豪農屋敷、建物は書院造と築山池泉のお庭

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2015.01.20

山梨と静岡


現場の写真がたまってきました。

去年の今頃はどのような写真を撮っていたの

だろうと、整理とともに懐かしく見ています。


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2015.01.20

小さなお庭と猫の図書館



大阪の淀屋橋駅近くに所在します

「小さなお庭と猫の図書館」

が、昨年10月に関係者を集めてのお披露目会を

経て、いよいよ開業されました☆☆☆

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図書館では、オーナーの選りすぐりの家具で、

ゆっくりと過ごされる方や、少しの時間を有意義に

満喫される方など、着実に、この空間では新しい

出会いが始まっています。


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室内には、本格的な茶室が設えてあります。

定期的にお茶教室が開催されています。

この機会にいかがでしょうか☆

お庭では、夏にはブルーベリーも実りますので、

「食べたい」と言っていただきましたら、見つけた方

から、ブルーベリー摘みもできますよ。

この図書館、おすすめすぎます☆☆☆

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2015.01.06

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

初詣で近所をふらり歩いていると
各家に門松をはじめ、正月飾りが目に入り、清々しいきもちになります。
年末の花屋には多くの松が並んでいました。
種類としては主にクロマツ、他にゴヨウマツ、三葉のダイオウショウもありました。

松は
神が宿る木、神の依代
各地で新年の歳神様を迎える指標となる木
とされ、全国的に正月飾りとして使われます。

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正月飾りを見ていると、
日本人は今より木を見分けていて、生活や神事の場で、種を使い分けていたことが
よく分かります。ハレの木という感覚。

ハレの木つながりで、諏訪の話を。
先月長野県諏訪に行く機会があり、藤森建築で有名な神長官守矢史料館に行くことができました。

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一時吹雪にもなりましたが、畑の中に突如現れる茶室には、こころ躍りました。

学芸員の方によると、守矢氏が代々引き継いだ神長官は、諏訪上社No.2の役職で巫女のような役割を担っていました。
現在78代目だということです。
出雲の神、建御名方神(たけみなかたのかみ)を祭神とする諏訪大社の絵図に、上社背後の山の守屋山が描かれているため不思議に思い
少し調べてみると、守屋山も信仰の対象となっていたようです。

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御頭祭の復元 @神長官守矢史料館

御頭祭をはじめとする神事にその原始信仰がかいまみえました。

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  上社前宮

諏訪大社の上社前宮を訪れると、すこし山を登ったところに、「峯の湛」と呼ばれる神の依代の木、(ここではイヌザクラ)がありました。
※峯の湛・・・前宮と関連を持つ重要な遺跡で、古来より諏訪七木の一つで湛の神事をしたところ。
春に再び訪れたいです。

全国各地の庭園を修理、作庭することは、それぞれの地域に残る、木の文化、飾りの文化をはじめとする日本文化、信仰を残していくことにもつながります。

今年も風画杜は各地ではりきっていきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。