風画杜

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2015.04.18

初夏を迎えて


今年は全国的に桜の開花と散りおさめが早いような気がします。


しかし、日本は列島が長いため、北へ向かうとまだ贅沢に桜の

満開の姿を見ることができそうです。


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今年は、特に北海道を中心に雪が多かったようで、ニュースを見ては、

数年前に行った場所は今はどうなっているだろうか、と想像します。

もう2年前になるのか、まだ一度も足を踏み入れたことがなかった北海道

をめぐってきました。

女満別空港に降り立ち、レンタカーで、網走、知床に行き、知床では

船に乗り、知床半島の周遊をしながら半島に生息する生き物を見まし

た。



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船の後は、また車で中標津まで走り、味噌ラーメンを食べて、摩周湖へ。

そして阿寒湖に行き、アイヌコタン近くで宿を取りました。

丁度、アイヌコタンは火祭り前夜で、沢山の人が訪れていました。

阿寒湖の周りは散策路があり、熊との遭遇も比較的少ないような様子で、

比較的ゆっくりと湖畔を歩け、水中には、まりももがごろごろと、波に

ゆれていました。

今も、お土産で持ち帰った養殖のまりもを育てています。


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北海道では、湿地観察も目標としていたことから、阿寒湖の後はまた知床に戻り、

湿地見学に行きました。

知床自然センターで申し込みをし、公園内の湿地帯をめぐりました。
いつ熊が出てもおかしくないため、恐怖心を抱えての足取りは重かったです。

はじめに、レクチャーを受け、熊の目撃範囲の説明を受けるのですが、鈴を買うか、

とても悩みました。

自然の怖さと美しさを満喫してから、釧路まで移動し、帯広を目指しました。

帯広では、電車に乗り換えて札幌に移動し、北海道大学に行きました。

恐竜の展示や化学、宇宙に関する研究の展示を見ました。

次の日は、1日をかけて植物園をまわり、1日1日があっという間でした。


なお、札幌では、六花亭に行きまして、久しぶりの都会でスイーツを食し

ました。夜は札幌市時計台と、夜のすすきのっという噂の街を散策し、

次の日は最終日の5日目、新千歳空港から出発し、帰路に着きました。

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なぜ阿寒湖、摩周湖の写真が一枚もないのだろうか、と考えていましたら、

あまりの寒さで写真を撮れなかったことを思い出しました~


それでも、どこもかしこも、あまりにも壮大な山々、海の荒々しさ、湖の深さ、

滝の厳しい様に

圧倒された記憶がやきつけられています。

知床は、夕日がとてもきれいな街でした。


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2015.04.18

明治期にはなひらいた洋風建築


青森の現場に前泊で行ってきました。

宿に着いたのは夜22時過ぎですが、せっかくの青森です!

宿の周辺を少し散策しました。


弘前市には明治~大正時代に多くの洋風建築が建てらており、

戦火を逃れたものが今なお残されています。


夜は漆黒の闇に建物が浮かび上がり、クラシックでモダンな様相が

5倍増しです。

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弘前城の追手門から少し歩いたところにある青森銀行記念館。

明治27年築造の洋風建築で、現在重要文化財に指定されています。

棟梁は堀江佐吉が、第五十九銀行本店本館として建てたもので、

現在は銀行関係の資料が展示されています。


移動は、往復飛行機ですが、行きはシロナガスクジラと同じくらい

の全長といわれているプロペラ機体で移動し、一方、帰りはジャンボ

機でした。

同じ場所に行っていても、乗り物によって感じるスピードや時間が違う

ものですね。

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2015.03.16

ひな飾り

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鹿児島市に所在する旧島津氏玉里邸庭園に行ってきました。

この時期、焼き物の人形が茶室で出迎えてくれています。

滝口から流れる水の音と、草木の揺れて重なる音、日ざしが

少しきつくなってきたことから、そろそろ夏の虫も鳴きそう

な様子です。


ひな飾りといえば、奈良県高取町の土佐街道沿いの雛祭りは

圧巻でした。

古い町並みを残しますが、雛祭りの期間中は、1軒、1軒、

各家が守るお雛様を展示されます。

そのお雛様を、1軒、1軒まわるのですが、ご主人とお話し

してそのうちの歴史を伺ったり、途中スイーツを食べたり、

また、見知らぬひととお話ししたり、途中物産展をみたりと、

とても賑わいます。


季節ごとに色々なところに、土地ごとの催しに触れ、巡るのは、

実はとても贅沢なことだと感じました。

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2015.03.16

低気圧の影響


季節の変わり目は、気候も変わりやすく、

北は猛吹雪?関東も雪、関西はぼちぼちあったかい・・・

と、場所によってもですが、1日のなかでも色々

変わります。

天気予報では、低気圧がぶつかり合い、晴れたかと

思ったら曇ります、と。

伊丹空港の上空は、歩けそうなばかりに、厚い雲で覆われて

いました。

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かと思えば、とても爽やかな鹿児島上空でした。

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2015.03.16

終雪



しばらく別の現場が続いていたため、久しぶりの奈良です。

花粉症の季節になり春を感じられない今日この頃ですが、

終雪は厳しくもあり名残惜しさもありました。

冷たい空気は、気が張り、もうひとふんばりと思いさせ

られました。


本物の鹿は寒さ厳しく散歩とはいかないようで、隠れて

でてきませんが、そんなことは大丈夫です!奈良市内は

鹿の絵であふれています。

これが、大阪府太子町に行きますと、聖徳太子であふれて

います(叡福寺は聖徳太子の墓所といわれています)。

飛び出し注意の看板も、なぜか、聖徳太子が帽子をかぶって

子供に扮して注意を呼び掛けています。

よくみるとどこもかしこも楽しいものであふれていますね。

そんなものすごい年上のひとに言われたら注意しますね。
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電柱の鹿がポツリ「さむい」。。

終雪の春日山かな。

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2015.02.18

シロダモの花





先日、奈良の苗屋さんで、ポットに入った一年草を

沢山手に入れました。

玄関の園路脇に小花がほしいと思い、植えるため

に手に入れました。

土の中には、季節ごとに地上に現れる球根種が多く

眠っているため、ケンカしないように、一年草に

しました。


その際に、木本の切った枝も販売されていました

ので、室内に飾る用に手に入れることにしました。

切り枝といっても、並んでいるものはどれも1.5m

ほどあり、とても長いです。

一角に置かれていた商品で、名札には、クロモジと

ウンリュウヤナギと書かれてありました。

ウンリュウヤナギは枝だけですが、クロモジには、

枝をしならせるほどの沢山のつぼみがついていました。


冬芽をみたところ、クロモジにはみえませんでした・・・

葉がないため何なのかが気になり、購入することに

しました。

事務所は、よく居る部屋だけ気温が高いため、

切り花を飾っても開花が早いです。

別部屋の冷蔵庫のような寒さの部屋に飾っている

切り花は、この時期ですと、1ヶ月は元気です。

今は、トルコキキョウとカーネーションと

クロモジ?と、ウンリュウヤナギ?を飾っていま

す。

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花をみてピンときたのは、シロモジですね。


すぐにわからないとは、訓練が足りません。

山の中でみるシロダモはあまり花をつけたものを

みたことがありませんでしたので、得した気分です。

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ウンリュウヤナギも日毎に葉が展開してきまし

た。これから、時期をみて庭に地植えし、増やし

ていけるのでは!と想像してます。

ウンリュウヤナギを増やして御商売をしようかと。


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2015.02.09

ナンテン垣


奈良県の當麻町に恩師のご家族がお住まい

で、お世話になっています。

ご自宅の特注の大きな窓からは、一方は奈良盆地、

また一方は、當麻寺と東塔、西塔が一望できる

なんとも贅沢な立地です。

創建には諸説ありますが、西方極楽浄土の様子

を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、中将姫伝説で

知られています。


1年前になりますが、「ナンテンで自宅周りの

境界を仕切りたい」と意匠のイメージをお伝え

いただきましたので、教え子有志が集まり、

プレゼントすることにしました。

手ごろな高さのナンテンを用意しました。


まだ植えるのは先にしたいとのことでした

ので、敷地内の畑に、仮植えしておくことに

しました。

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今年、待望のナンテン垣を仕上げたと連絡

がありました☆

犬が外にでないように、四ツ目垣と一体に

した力作です。

これからどんどん株分けできることを

恩師とともに夢見ています!


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2015.02.09

運転



今年も年度末を迎え、お正月とは異なる、また違う

1年の振り返り方をしています。

毎年、飛行機と新幹線、電車、車、バスと、何の

移動が多かったのだろうかと、思い出します。

26年度は車移動、飛行機、電車、バス、新幹線

の順番でした。


夏場、現場からの帰り、眠気覚ましに話しかけた

相手は、

スイカだったなと。


危ないので、シートベルトをしてもらった

のです。


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2015.02.09

焼べる


剪定枝を、ある程度こまかくしたあとに、

灰になるまで火を焚き、火守りをしました。

よい薪で、沢山焼べました。


木が大きくなり、枝先を切り、薪として、

火というエネルギーにかわり、

灰となり消化され、また、田畑のこやし

となります。

小さなお子さんに是非体験してもらいたい、

神秘的な火の舞、貴重な時間です。


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2015.02.07

赤色の花



庭先のサザンカの花が、咲き終わろうと

しています。

寒さのなかに、春が近づいてきたことが

わかります。

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今年も沢山の花が咲きました。

サザンカは、だいたい10月頃から2月

頃まで、花が少ない時期に彩をみせて

くれる貴重な樹種です。

サザンカとロウバイ、ナンテンなどが

庭にあると冬季も寂しくないですね。

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ツバキに似ているといわれますが、葉の

大きさの違いと、葉の葉柄(ようへい)に

粉っぽい毛がみられるところは、サザンカ

特有です。


山のなかに入りますと、自生しているものは

遠目はヒサカキに似ていると思います。

この時もやはり、毛があるかorないか、そこで

違いをみます。