初夏を迎えて
今年は全国的に桜の開花と散りおさめが早いような気がします。
しかし、日本は列島が長いため、北へ向かうとまだ贅沢に桜の
満開の姿を見ることができそうです。
今年は、特に北海道を中心に雪が多かったようで、ニュースを見ては、
数年前に行った場所は今はどうなっているだろうか、と想像します。
もう2年前になるのか、まだ一度も足を踏み入れたことがなかった北海道
をめぐってきました。
女満別空港に降り立ち、レンタカーで、網走、知床に行き、知床では
船に乗り、知床半島の周遊をしながら半島に生息する生き物を見まし
た。
船の後は、また車で中標津まで走り、味噌ラーメンを食べて、摩周湖へ。
そして阿寒湖に行き、アイヌコタン近くで宿を取りました。
丁度、アイヌコタンは火祭り前夜で、沢山の人が訪れていました。
阿寒湖の周りは散策路があり、熊との遭遇も比較的少ないような様子で、
比較的ゆっくりと湖畔を歩け、水中には、まりももがごろごろと、波に
ゆれていました。
今も、お土産で持ち帰った養殖のまりもを育てています。
北海道では、湿地観察も目標としていたことから、阿寒湖の後はまた知床に戻り、
湿地見学に行きました。
知床自然センターで申し込みをし、公園内の湿地帯をめぐりました。
いつ熊が出てもおかしくないため、恐怖心を抱えての足取りは重かったです。
はじめに、レクチャーを受け、熊の目撃範囲の説明を受けるのですが、鈴を買うか、
とても悩みました。
自然の怖さと美しさを満喫してから、釧路まで移動し、帯広を目指しました。
帯広では、電車に乗り換えて札幌に移動し、北海道大学に行きました。
恐竜の展示や化学、宇宙に関する研究の展示を見ました。
次の日は、1日をかけて植物園をまわり、1日1日があっという間でした。
なお、札幌では、六花亭に行きまして、久しぶりの都会でスイーツを食し
ました。夜は札幌市時計台と、夜のすすきのっという噂の街を散策し、
次の日は最終日の5日目、新千歳空港から出発し、帰路に着きました。
なぜ阿寒湖、摩周湖の写真が一枚もないのだろうか、と考えていましたら、
あまりの寒さで写真を撮れなかったことを思い出しました~
それでも、どこもかしこも、あまりにも壮大な山々、海の荒々しさ、湖の深さ、
滝の厳しい様に
圧倒された記憶がやきつけられています。
知床は、夕日がとてもきれいな街でした。